Audibleで特に人気のジャンルといえば、やはりミステリー小説!!
書籍を読むのとは違い、耳で聴くことによって感情がダイレクトに伝わり、より一層深い体験ができるのが魅力です。
謎解きの面白さはもちろん、登場人物の心理描写や緊迫したシーンが、声によって生き生きと表現され、物語に引き込まれること間違いありません。
この記事では、Audibleのミステリー小説をさらに楽しむ方法やおすすめ作品を紹介します。Audibleの魅力や人気作品、有名作家の名作など、ミステリー好きにはたまらない情報が満載です。
ぜひ最後までご覧ください!
オーディブルでミステリーを楽しむメリット
情緒あふれる音声での体験
オーディブルでは、プロのナレーターによる朗読を通じて、ミステリー小説の世界に深く没入することができます。
次々と展開される物語を耳で追うことで、文字だけでは味わえない情緒豊かな体験が可能となります。
登場人物の感情が声で伝わるので、まるで自分がその場にいるかのような臨場感を感じることも!
時間の有効活用
現代社会は忙しさにあふれていますが、オーディブルを利用すれば、移動中や家事の合間でも手軽に読書を楽しむことができます。
例えば、通勤電車の中で、または料理をしながらでも、手を使わずに物語に没頭できるのは大きな魅力です。
隙間時間を有効に活用して、自分の好きなミステリーを思う存分楽しめるよ!
魅力的な選択肢の豊富さ
オーディブルには、国内外の名作ミステリーや話題の新作まで、多彩な選択肢が揃っています。
自分の好みに合った作品を見つける楽しみはもちろん、新しい作家やジャンルに挑戦できるのも魅力です。
話題作や新作が配信されるスピードも速いので、飽きずに楽しむことができます。
オーディブルで人気のミステリー小説
オーディブルでは、多様なミステリー小説が揃い、リスナーの期待に応える作品が豊富に存在します。
ここでは、特に評判の良いミステリー作品をいくつかご紹介します。それぞれの魅力を探ってみて、自分好みの作品をぜひ見つけてくださいね。
東野 圭吾「誰かが私を殺した」
著者: 東野 圭吾
ナレーター: 寺島 しのぶ, 松坂 桃李, 逢田 梨香子, 高橋 克典,他
再生時間: 2時間47分
レビュー評価:⭐️4.5
『誰かが私を殺した』は、東野圭吾によるAudibleのために書き下ろした完全オリジナル新作。亡き夫の月命日に背後から撃たれた女性が、魂となって自分の殺人事件を見守り、加賀警部と新たなバディ・新澤刑事が真相を追います。複数の豪華声優による臨場感あふれるナレーションや効果音が物語を引き立ており、まるで映像を観ているかのような迫力のあるオーディブル作品です。
中山 七里「護られなかった者たちへ」
著者: 中山 七里
ナレーター: 山口 恵
再生時間: 12時間45分
レビュー評価:⭐️4.9
『護られなかった者たちへ』は、中山七里の宮城県警シリーズの一作で、映画化もされたヒューマンミステリー。仙台市で発見された餓死死体を巡る捜査が暗礁に乗り上げる中、数日前に出所した模範囚の男が事件に関わる人物を追う。事件の真相や犯人の動機は予測不能。怒りや悲しみが絡み合う、切ない真実が明かされ、どんでん返しの展開が読者を魅了する、骨太の社会派作品。
知念 実希人「硝子の塔の殺人」
著者:知念 実希人
ナレーター:高梨 謙吾
再生時間:18時間11分
レビュー評価:⭐️4.5
『硝子の塔の殺人』は、緻密な伏線と予測不能な展開が魅力のミステリーです。レビューでは、驚きの結末と高梨謙吾による多彩なナレーションが高く評価されています。オーディオブックならではの臨場感が、物語の魅力をさらに引き立て、推理小説初心者にもおすすめできる作品となっています。
アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」
著者:アガサ・クリスティー
ナレーター:平川 正三
再生時間:8時間48分
レビュー評価:⭐️4.7
『そして誰もいなくなった』は、アガサ・クリスティーによる不朽の名作ミステリー。孤島を舞台に、集められた10人の登場人物たちが次第に緊張感の高まる状況に直面する、息をのむ展開が魅力的。驚きの結末と巧妙なトリックが、リスナーを圧倒します。ミステリーの醍醐味を存分に味わえる必聴の作品。
浅倉 秋成「六人の嘘つきな大学生」
著者:浅倉 秋成
ナレーター:木村 良平
再生時間:9時間46分
レビュー評価:⭐️4.6
『六人の嘘つきな大学生』、就職活動を舞台にしたミステリー作品で、複雑な人間関係と緻密な伏線回収が見どころ。六人の主人公たちが織りなす群像劇は、予想外の展開が続き、最後まで目が離せません。
呉 勝浩「爆弾」
著者:呉 勝浩
ナレーター:星 祐樹、品田 美穂
再生時間:12時間51分
レビュー評価:⭐️4.5
『爆弾』は、予言的な中年男の言葉から始まるノンストップ・ミステリー。正義の影に潜む悪意が見え隠れし、思わず引き込まれる作品です。警察は次々と起こる爆発事件を阻止できるのか。巧妙なストーリー展開と、迫力あるナレーションも特徴で、リスナーを一瞬で引き込みます。
凪良 ゆう「流浪の月」
著者:凪良 ゆう
ナレーター:土師 亜文
再生時間:10時間21分
レビュー評価:⭐️4.6
2020年本屋大賞を受賞した『流浪の月』は凪良ゆう著の傑作ミステリー。複雑な人間関係と過去のトラウマをテーマにしており、土師亜文さんのナレーションが、ストーリーの深さを引き立てています。
伊坂幸太郎「グラスホッパー」
著者:伊坂 幸太郎
ナレーター:原島 梢
再生時間:10時間2分
レビュー評価:⭐️4.4
伊坂幸太郎の『グラスホッパー』は、復讐をテーマにした伊坂ワールドの代表作。物語は、異なる背景を持つ三人のキャラクターの視点から語られ、それぞれの思惑が交じり合いながら進展していきます。緊張感あふれるストーリー展開と、キャラクターそれぞれの複雑な人間関係が相まって、物語に深く引き込まれること間違いなし。
米澤 穂信「黒牢城」
著者: 米澤 穂信
ナレーター: 荻沢 俊彦
再生時間: 16時間19分
レビュー評価:⭐️4.6
『黒牢城』は、米澤穂信による時代小説とミステリーが融合した新感覚の作品。戦国時代の黒田官兵衛の知略が描かれます。史実に基づきながらも、複雑な謎解きが特徴で、官兵衛と荒木村重の心理戦に引き込まれること間違いなし。オーディオブック版は、ナレーションの抑揚や迫力が評価され、ついつい一気に聴いてしまいたくなります。
五十嵐 律人「法廷遊戯」
著者: 五十嵐 律人
ナレーター: 高野 憲太朗
再生時間: 11 時間 2 分
レビュー評価:⭐️4.5
2023年11月に映画化もされた『法廷遊戯』は、法律家を目指す学生たちが巻き込まれる復讐劇を描く法廷ミステリー。突然の嫌がらせを受ける主人公たちは、過去の因縁と対峙しながら事件解決を試みますが、予想外の死が訪れることで物語は大きく動き出します。緻密なストーリー展開と複雑なキャラクター設定が読者を引き込み、第62回メフィスト賞を受賞した話題作です。
まとめ
オーディブルはミステリー小説との相性も抜群で、プロのナレーターによる朗読で、文字では味わえない臨場感や情緒を感じることができます。
また、通勤や家事の合間にも手軽に聴くことができるため、忙しい現代人にぴったりです。人気作品から新鋭作品まで、多彩なラインナップから自分好みの作品を探す楽しみもあります。
もし気になる作品があればオーディブルを活用して、ミステリーの世界を心ゆくまで堪能してみてはいかがでしょうか。